虹のカプセル 1997.7.24「虹のカプセル」
記念すべき1st.アルバム。それだけに何を発信し、何を伝えるかを暗中模索した。作っては壊し、作っては壊しを繰返し、時間を掛けて、手探りで作り込んだサウンドには、今も色あせない七色の何かが詰まっている。
林檎のためいき 1998.9.2「林檎のためいき」
まさに喜怒哀楽、理性と本能の葛藤が詰め込まれたアルバム。自分と正面から向き合い、深い自問自答によって掘り下げられた楽曲ばかりが収録されている。情緒的楽曲と実験的サウンドで、世にJSを知らしめる鍵となったアルバムと云えよう。
夏色シネマ 1999.6.23「夏色シネマ」
環境音を取り入れたコンセプトアルバムは、それまでのアプローチとは全く違うアンビエントな一面を見せ、各方面から高い評価を得た。全体の物語りに沿って、先ずフィールドワークへ出掛けると云う、全く新しいスタイルで制作が進められた。41分34秒ノンストップ夏の心象風景。
あすなろ 2000.3.23「あすなろ」
音楽は音を出した瞬間に終わって行く。だからこそ音を出す前の話し合いが重ねられた。「無駄を省く」言葉にしたら簡単なようだが、無駄な音や言葉を嗅ぎ分けて行く作業は、至難の業であった。しかしそうして選び抜かれた音や言葉だからこそ、ひとつひとつが宝石のように輝く。
ジャンスマポップ 2001.7.18「ジャンスマポップ」
シングルベストであるが、JSの歴史のポイントとなっている楽曲も、その裏話と合わせて収録している。またタイトルで、自ら「ジャンスマ」と略してしまう所など、この頃から「jungle smile」を概念視している事がうかがえる。


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