| 「白い恋人」 |
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「白い恋人」発売(1998年11月26日)を記念いたしまして「蛇足」をづらづらと述べさせていただきました。。。 こんなことをわざわざ、自ら作文にしなくてもいいような気も致しますが、しかし、こうゆう特筆すべき内容を、発言し発表する場所が無かったりする訳ですよ、そりゃぁもうあんた「あれ」ですよねぇ。。。でもまぁしかし、そんな事の積み重ねが、このHPをオープンする「きっかけ」にもなっていると言う事を、今思い出しましたが。。。 まぁjungle smile projectの製作側(ゐさお)の本音が聞ける唯一のメディアが「ゐさおの部屋」と言うのも、それは又それで、ちゃんと機能している感じがしていいような気もしますけれど。。。しかも本人、こういった面倒臭そうな事が、嫌いじゃないみたいだし(爆)!?!? まっ、要らん事もかなり書いておりますが、あまり気になさらないで下さい。。。 1999年吉日 ゐさお
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ある意味、この「白い恋人」がjungle smileの進む「方向」を決めたんだと言っても、過言では無いでありましょう。デビューが決まった翌年の2月からデモテープ制作に入りましたjungle smile。2日に1曲完成させるというハードな内容が、2ヶ月程続いておりました。「虹のカプセル」に収録している楽曲のほとんどが、この頃に作ったものであります。 しまいにゃ「もうこれ以上何も出てきませんよ」と言う風な状態に陥った、ある朝。突然赤い珠と一緒に出てきたメロディー、それが「白い恋人」の原曲「M−4」であります。通常新曲には、必ずアバンギャルドな仮タイトルをつけている私くしですが、この曲を作った時には、そんな余裕も自信も無かったのでしょうか・・・・。しかも「M−2」、「M−3」と言う仮タイトルがついた曲は、それ以前に存在していなかったのですから。 |
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jungle smileのシングル曲は、今まで書き下ろす形でリリースしてまいりました。それは日々変わって行く我々の考え方、言い換えれば「旬」を、なるべく熱いうちに届けたいと言う思いであります。だから「虹カプ」に対して、世の中が「純粋な」とか「さわやかな」とか、そんなくだらない評価しか出せない事への怒りが、「小革」のアレンジにそのまま反映してしまうのです。 リリースを通じてユーザーへレスポンスして行くという、双方向的な制作スタイルをと、考えているからであります。そうしますと、今回の「白い恋人」は、異例のリリースとなる訳ですが、実に3年寝かせた事の、深い意味合いもあるのです。 |
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jungle smileは、結成当初から「ジャンル」を限定した音楽制作をやっておりませんでした。それは、世の中に楽曲(作品)を発表する上では、意外に困難な事なのであります。紙面で、あるいは口頭で、ある程度の音が伝わるという事は、世の中への浸透度を、考える以上に早めるのです。例えば「70年代のブリティッシュ」とか「80年代のアメリカン」という言葉があると、ある程度音が想像できるので、その系統が好きなユーザーが入り込みやすく、またその系統の色の強い音楽番組で、楽曲が紹介されやすくなるのです。 例えて言うならば、新製品の洗剤を売ろうとする時に「〜配合だから、少ない量で良く落ちる」という様な解りやすい宣伝文句があります。もしそれが無かったとしたら、今まで使っていた洗剤をやめてまで、その新製品に買い換えるユーザーがどれだけいるだろうか?それを我々は、あえて「放棄」してきたのであります。 |
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それは我々jungle smileが、「jungle smile」という「新しいジャンル」を作り出そうと、思い描いていたからに他ならないのです。「白い恋人」 完成前は、それを手探りで少しづつたぐり寄せておりました。それは今考えてみると大変な事だったと思います。どこかのバンドの参考CDを出して「こんな感じ」って説明できない訳ですから「どんな事がやりたいのか?」「これからどんな事をやって行くのか?」そんな事をひとつひとつ、音(作品)で説明して行かなければならないのです。 |
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そして、その当時完成した「白い恋人」にはjungle smileが、進むべき「方向」が記されてました。少なくとも我々の頭の中に共通した、jungle smileとしての音のイメージを得ることができたのです。それをデビュー当初からリリース毎に、言葉じゃなく音で、ユーザーの方々に説明して、そのイメージを共有しようとしてきた訳であります。それを共有して初めて「白い恋人」の「白」が、ただ単に「純粋な」とか「さわやかな」な「白」ではなく、汚れたり、傷ついたりしながら白くなって行った「白」であることを、理解していただけるのではないかと、思っております。 |
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さて、もう既に沢山の問い合わせを頂いております「白い恋人 Dub's Booster Remix」ですが、これをやろうと思った理由は2つあります。1つは、3年も前の作品ということもあって、自分の中ではもう既に見えていた完成形を、そのまま表現したレコーディングになりましたので、書き下ろしの作品よりも、正直なところ「新鮮味」は少なかったのです。それを新しい試みで、自分以外の人の血を入れて、自分もある意味ユーザーとして楽しんじゃおうというところ。 そしてもう1つは、裏jungle smileとしての活動を、この時期我々の原点でもある「白い恋人」から、世に発表しはじめたいと考えたからであります。(裏jungle smileとは、シークレットライブやFMの特番でしか未だ発表したことのない、スタイル、アレンジの違うjungle smileの事でして、これはまた後々詳しくご説明させていただく事にしましょう)そして「Remix」を出す時期的な所というのは「世にある程度浸透した、メジャー感溢れる前」と私くしは考えます。 |
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日本での「Remix」のイメージで恐いのは、メジャー感溢れる方々がアイテムとして出す「企画物」っぽいとらえられ方をされるところでして。もともとそんな要素も無いのに、ただハウスになってたりして、いったい本人の意思はあるのか?なんて疑っちゃうこともありますね。それと「Remix」を早々と出して行くのも、ちょっとスノッブ的なマニアック感があって嫌なんですけど。 これは一個人の考え方に過ぎないのですが、「Remix」って音楽の遊びだと思うんですね。作者とユーザーの楽しみたいという気持ち。例えて言うと、カラオケでみんなの知っている曲を、誰かが替え歌で歌って、みんなで楽しむような感じに近いと思うんですよ。それを、歌はそのままで違う聞き方、聞かせ方をして行くということ。本遍では気付かなかった歌の表情とか、メロディーとリズムの組み合わせの面白さとか、楽しめるところは沢山あります。 |
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さて「白い恋人 Dub's Booster Remix」は「Remix」と言うよりは、もう一つのアレンジと言った方が近いかもしれませんね。本遍とはまた違った世界観を演出しております。「Remix」と言うと歌が入って無いこともありますからね。「白い恋人」のレコーディング中に「Remix」の依頼でDub Master X氏に初めてお会いして、打ち合わせをしていたら、これが妙に話が合って、ライブのPAの話にまで発展して、結局両方まとめて面倒見てくれる事になりました。X氏を迎えた「林檎のためいき」ツアーも大成功に終わり、これからも一緒に面白い事(悪い事)をやっていくと思います。 X氏との出会いは(もちろんお会いしたのは今年が初めてですが)10年以上前の事だったと思います。NHKの某音楽企画番組にリミキサーとして出演されてて、その時に初めて「Remix」という言葉に出会ったのです。サンプラーを使ってテンポを変え、本遍とは全く違うオケを付けているのを見て、「Remix」に対する興味が湧いたのでした。その後も学生時代、チャットで会話をした事(本人は覚えてなかった)もありましたし、エンジニアの杉山氏のマージャン仲間でもあるので、噂はかねがね伺っておりました。ですから10年越しの共演(?)ってことになりますかね。そしてこれからも「だぶちゃん」「ゐさおちゃん」と呼び合う気持ち悪い関係が、続いて行くと思います。 |
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という訳で「白い恋人」も無事発売されまして、本日、2001年までの大まかなスケジュールの打ち合わせを、スタッフとしました。これからも皆さんと、長い長い付き合いになりそうですので、それなりに長い目で見守ってやってください。来年の話をすると鬼が笑うって言いますが、さすがの鬼も3年も先の話をされたら、ションベンちびって土下座するわい!!! 1998年11月27日 吉田ゐさお
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