「祈り」(single ver.)
作詞 高木郁乃
作曲・編曲 吉田ゐさお
Acoustic Guitar 天野清継
Pedal Steel Guitar 駒沢裕城
Accodion 田ノ岡三郎
Additional Protools 中脇雅裕
Keyboards & Region Conduct 吉田ゐさお
Recording 松岡義昭、吉田ゐさお
Mixing ZAK

「あすなろ」の先行シングルとして、最初に挙げられた曲。実は「翔べ!イカロス」ではなく、この「祈り」だったのです。そして「あすなろ」製作、最後に完成したのも、この「祈り」だったのです。その間、実に5回ものアレンジの変更をした、曰く付きの楽曲であります。これを違う角度から見てみますと、この「祈り」を完成させるために、「あすなろ」の製作を進めて来たと考えるも、決して大袈裟な話ではないのです。
 アレンジを見直す事が、そんなに酷なことか?そうお思いの方もいるだろう。もし作者が、商業アレンジャーとして、jungle smileに雇われたのだとしたら、何のストレスもなく数パターンのアレンジをプレゼン(*1)できるはずである。しかし誰かにゆだねる事なく、自分で提示し判断して行くからこそ、少しの妥協などあるはずも無く。そのアレンジが楽曲の着飾る唯一無二の衣装だと信じて、天文学的数の選択肢の中のひとつを、作家生命を掛けて提示しているのである。無論、これも大袈裟な話ではない。以上の事より、数回に及ぶアレンジのやり直しは、やっぱり、酷!
 ちなみに、Vocalのテイクはもちろん、シングル用に録りなおした物であります。歌い方、マイクアレンジは当然の事ながら、メロディーも若干の違いがございます。これは別に、JASRAC(*2)に楽曲を二重登録するための、裏技という訳ではございません。もしお稽古用で練習をされていて、どちらが正しいのか?と、迷った方がいらっしゃいましたら、どちらも正しいという事を付け加えておきます。これは作者の勝手な解釈ですが、メロディーのスピード感の違いで、#(シャープ)しているシングルVer.の方が、アルバムVer.より、より遅く感じると、そんな所が理由となっております。決してJASRACに楽曲を二重登録するための、裏技という訳ではございません。ちなみに、立って歌う時はアルバムVer.で、座って歌う時はシングルVer.で歌う方が、より気持ちよく歌えると思います。試してみて下さい。

(*1)プレゼン・・・[presentation]広告代理店が新規獲得・更新に際し,広告依頼主に対して広告計画案を示すこと。〔提示の意〕「―ですか?」
(*2)JASRAC・・・[日本音楽著作権協会]日本における音楽関係の著作権を管理する社団法人。通称ジャスラック。