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2000年2月16日3rd Album「あすなろ」のマスタリング。
作業が終了したのは、夜も深い時間でありました。その後アルバムを頭から通して聴き、最終チェックをしながらCD用のマスターテープにコピーします。ここで気になる箇所があれば、また最初からやり直しなんて事もしばしば。
しかし余計なことは考えず、作者もこの時ばかりは、曲を作った時の思いも、レコーディングでの苦労も、ミュージシャンとのやり取りも、辛かったこと、楽しかったこと、全て忘れて「あすなろ」最初のリスナーになるのです。初めてレコードに針を落とす時の様な緊張の一瞬。
それは「まぼろしを」から始まった。そして最後の「祈り」が歌われる頃・・・作者は泣いていました。大の男が。それまで皆に檄を飛ばしていた男が、人目も気にせず泣いていました。それは曲が終わっても、後から後から溢れてきました。あの音だ。10年以上経った今も、俺の心を掻き毟りやがる。なんだぁ、ちゃんと残ってたんだ、音楽に感動する心。うれしかった。
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