| 「タコブーチョっ!!」(いい女 第2巻) | ||
| 作詞 | : | 高木郁乃 |
| 作曲・編曲 | : | 吉田ゐさお |
| Flamenco Guitar | : | 天野清継、古川昌義、 江部賢一、中脇雅裕 |
| Additional Protools | : | 中脇雅裕 |
| Palmas(*1),Keyboards & Region Conduct | : | 吉田ゐさお |
| Recording | : | 松岡義昭、吉田ゐさお |
| Mixing | : | 松岡義昭 |
学生の頃、音楽理論を学んだために陥ってしまった、大きな長いスランプがありました。簡単にいえば、約束ごとに縛られて、右にも左にも行けず、自由な作曲ができなくなってしまったんです。それを脱するきっかけとなったのがフラメンコでした。
その頃手にいれた1枚のCDに耳を奪われ、取るものも取らずスペインに旅立ち、約40日本場のフラメンコを学び、帰る頃には自由な発想を取り戻していました。ですから自分の中でのフラメンコは、とても神聖な物なのです。故に今まで、簡単に自分の音楽に取り入れたりできなかったのです。それをある人の「せっかく勉強してきたんだからぁ」の無責任な一言で、爽やかなギターポップのイメージでアレンジしてみました。と、ここまでは美しいエピソード。
実はやっては見たものの、やはり心ではフラメンコを取り入れるのには、かなりの抵抗があり、歌詞が完成するのを待って、アレンジをやり直そうと、心に決めていたのです。ところが、完成した歌詞は・・・かなりのテンションで「もっと姦ってしまえ!」と掻き立てる。もう敬う心など無くなってしまえ!!!バカにし切ったリフで飾り、下品なテクノと融合。痛快だ!!!痛快だ!!!俺は数年前のフラメンコへの借りを「冒涜」という形で返したのだぁ!!!これを作った事で、自分の中の神聖な音楽は消えた。もう何も怖くない。
(*1)Palmas・・・フラメンコ用語で、手拍子の事。