「チロ」
作詞 高木郁乃
作曲・編曲 吉田ゐさお
Electric Guitar & Additional Protools 中脇雅裕
Keyboards & Region Conduct 吉田ゐさお
Recording 松岡義昭、吉田ゐさお
Mixing 吉田ゐさお、宮本“MT”茂男

 これ作者の知る限り「日本初」の試み、いや「世界初」かも(?)。TD(*1)とマスタリングの壁を取り去った、画期的な作品。具体的には、マスタリングエンジニアの宮本氏のマスタリングルームにて、作者がMixをし、同時に宮本氏がマスタリングをすると言うことであります。作品の最終形をモニターしながら、また過去ミキサーとして名を馳せた宮本氏の、技術的なアドバイスを受けながらMixできる。そんな贅沢な環境の中で、作者はただただ音楽的欲求を充足するためだけに、精神を費やすことができました。
 まぁ通常そんなオファーに応じてくれるかどうかは疑問ですが、以前から宮本氏とそんな会話をしていまして、この度実現に踏み切った訳であります。それから、マスターテープというものが存在しませんので、デジタルのジェネレーション(*2)を、1世代得することになります。

KickはTR-909、SneaはTR-606、HiHatはTR-808、PadはProphetVS、オブリガート(*3)はM.moog等々、アレンジはだるまstudioのVintage機材が大活躍しております。オブリガートは、犬が庭で無駄に走り回る様子を表わしています。自分のシッポを追いかけ回したり、犬って・・・。ちなみに作者は猫好きです。

(*1)TD・・・[track down]複数トラックに録音された音をバランス、エフェクト処理等を施し、マスターテープを作る作業。mix downとも言う。「明日のスタジオは―の予定です」
(*2)デジタルのジェネレーション・・・デジタルマスターからデジタルコピーする場合、マスターを親とすると、親のコピーは子、子のコピーは孫になります。「この2つのテープって―は一緒なの?」
(*3)オブリガート・・・[obbligato]主旋律と競うように奏される独立した旋律的伴奏。「ぢゃぁ―でもやってるよ!」